いつものウェス・アンダーソンより遥かに増し増しで！独特でした！笑
仮想未来日本国もまぁカオス。
衝撃のストップアニメーションのお人形たちの動きはすごい。
ウェス・アンダーソンはファンタジックな見た目しといて時々やる事えげつない毒っぽさもあるので心配でした。犬好きだからさ。
観てみて、この監督の犬好きと私の犬好きは種類が違うんだなと思ったよ。
たぶん監督は生き物として好きなんだね。
私は犬が死ぬのはギャグ調であれフィクションであれ、辛いのだ。すごくショック受けるシーンはないけど、台詞や説明部分でそんな事が…ってなることはわりとあってそれをフィクションとして割り切れるかどうかみたいな部分はあったかな。
さて、内容だけど…とにかく犬がかわいい。首や目の動きがかわいい。
人の日本語が聞き取りづらいのはかなりストレス。あんのヘンテコな日本語がシュールさを際立ててはいたけど、日本語の台詞に日本語の字幕が欲しいと思った。
犬と人間の絆には素直に感動。
犬の目から溢れる涙の表現にグッときた。
ケンカになると漫画みたいにバカスカ(伝われ！)になるところが一番笑った。
皆が水路に飛び込むシーンは燃えたね！
日本の事、(ごちゃ混ぜだけども)色々調べたんだなぁと思うシーンもあって面白かった。ただ、恐らく日本のイメージでやたらと爆発の煙がきのこ雲になるのは複雑な気持ちになった。アメリカ人は日本＝でイメージしているかもしれないけど、これが自分達の国の先祖が殺された爆弾投下の上に上がった雲だったとしたら、コメディチックに扱える？やらないでしょ？って思うんだよな。その点においては本当にいつも腹が立っている。
ナツメグの声セクシ〜！
