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パッチ・オブ・フォグ −偽りの友人−のaaのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ベストセラー作家のサンディは万引き常習犯。ある日万引きが警備員のロバートに見つかる。ロバートは自分と友人になることを条件に万引きを見逃してくれるが、ロバートのサンディへの執着心はどんどんエスカレートしてストーカーと化す。幾度もの問答の末にサンディは事故でロバートを殺してしまう。湖に沈めてなかったことにしようとするが、切るのを忘れていたロープが足に絡みついて二人は繋がったまま湖に沈んでいった。赤いロープはさながら赤い糸のよう。盗作だったのは大分頭で想像がついた。たまたま成功したサンディ、ロバートに付け入らせる隙があったということはつまり似たもの同士だったんだろう。嘘で塗り固められた空虚な成功と孤独をこじらせた警備員。屈辱より死を選ぶなら、もしかしたらサンディは楽になれたかもしれない。めちゃくちゃ平たく言うとオッサンがオッサンに粘着する話なので、哀愁が凄い。灰色だった。
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