ちゃんしん

ラベンダー 妖精の歌のちゃんしんのレビュー・感想・評価

ラベンダー 妖精の歌(2016年製作の映画)
3.8
生き残ったものへの思い…。

いろんな推測を観ているこちら側にさせてしまう展開が良かった。
事件の真相はどんなものだったのか?
なかなかその本質にたどり着けない。
謎めいたセリフがこちらにより複雑な思考を強要してくる…。
内容としてはなかなか良かった。

たぶん親や兄妹は死んだ後もずっとあの世から見守ってくれていると思う。

ちゃんとやっているか?
困っていないか?
幸せに過ごしているか?

そんな家族や先祖たちの思いが伝わってくるような作品。

自分が死んでもそんな思いをずっと持ち続けるだろう…。
何かあれば助けてやりたい、そう思うのは自然のことだろう…。
今、この時も先祖たちが見守ってくれていると感じるし、今までも、困った時は不思議なチカラで守ってくれていたように感じる…。
家族に感謝し、親に感謝し、先祖に感謝することはほんとに大切。
いつも、その思いだけは持っている。

自分が存在するのは、先祖たちのおかげでしかない。
先祖たちがいろんな苦難を乗り越え、生き続け、生命を繋いできたからこそ、今の自分がある。
先祖たちの思いを無駄にしてしまうような生き方だけは出来ない…。
それがとても大事なことだと、今だからこそ思える。
ちゃんしん

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