としこし

僕と君の片想いのとしこしのネタバレレビュー・内容・結末

僕と君の片想い(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラブストーリーに期待する人は観ない方がいいと思うと言うくらいストーリーはありきたり。
オーストラリアの田舎の雰囲気を味わいたい人にはおすすめ。コロナ禍で海外旅行いけなくなって、最近映画に求めること一位が異国情緒になってる気がする。この映画はその点すごくオーストラリアの田舎の雰囲気出してる。

車のショーの競技は馴染みがなさすぎてどういうのがすごい技術なのか全然わからなくて、ただ荷台に乗って盛り上がってる人とか存在意義よくわかんなかったけど、そういう盛り上げ役も必要だという文化なのかなーと思った。マッドマックスみたいな。
ショーの後のパーティーも、年に一回と決まっているのもあってみんな全力で楽しむ。あの雰囲気いいなー。人生で一度ぐらい経験してみたい。朝になってみな屍のようになるぐらいの全力投球。地元の顔見知り同士の温かさ、くだらない馬鹿騒ぎ、全てがオーストラリアの田舎を感じられた。

ラスト、二人が車でシドニーに向かうところが引きで撮られるのだけど、昨年オーストラリア行った時のことを思い出してとても懐かしくなった。私も凄まじい田舎から、シドニーに走ったなー。

俳優陣は知らない人たちばっかりだったけど、ビリー役の人の横顔が、若い頃のキアヌリーブスに似てると思った。
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