イライライジャ

チェイン・オブ・フールズのイライライジャのレビュー・感想・評価

チェイン・オブ・フールズ(2000年製作の映画)
3.0
ただの理髪師が誤って強盗犯を殺したことで、様々な犯罪者や災難が交錯する群像犯罪ブラックコメディ。
ヘマの連続が互いに影響し合う。まさに愚か者の連鎖。タランティーノやガイリッチーに変な笑い要素を散りばめたような作風だが1ミクロンも笑えないのが最悪の欠点。悪くはないのに全体的に少しずつ惜しい。

友達がほしい17歳暗殺者のイライジャウッドがかなり良い。
「犯罪者同士だし演劇でも行かない?キャッツはどう?」と殺しよりも友達作りに必死なのがかわいい。もちろん顔も声も存在もかわいかった。

主人公のスティーヴザーンが2000年の映画と思えぬほど80年代だった。もはやBTTFのマイケルJフォックスに見える。