宣伝文句につられて観に行った映画。
感染パニックとか大好き！とウキウキで鑑賞したが、たぶん感染パニックではない。感染してパニックにはなってるけど、たぶん皆が想像するような感染パニックのカテゴリには入らない…。
モノクロの薄暗い画面や、観ていて苛々する性格の悪そうな登場人物、止まない豪雨、などシチュエーション的には凄く好み。嵐の山荘もの的な閉じ込められ系ってのも良い！
これだけ怖そうな材料集めながらも笑いを誘うような（よく考えたらすげー不気味だけどやっぱり笑ってしまう）展開なのが違和感。ある意味この違和感を楽しむのもこの作品の味のひとつなのかも？
物語自体は深すぎてやや難解。よく判らなくても楽しめる作品ではある。
人を選ぶ内容だがわたしは面白かった。
