どらこ

ペット 檻の中の乙女のどらこのレビュー・感想・評価

ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)
3.0
まぁ〜〜The・普通の映画。

内容が海外ドラマの「you 君が全て」とよく似ている。


とにかく主人公が最初からキモい。女性へのアプローチの仕方とか仕草、その他諸々全てキモい。

この映画の一番辛くて嫌なシーンは犬を殺処分するところ。
同情する主人公の超偽善者ムーブも心底腹立つ。
本当に救いたいというその気持ちがあるのなら、クズ医者の言う通りすぐに行動に移せるはず。

ペラっぺらっの人間性と上記の行動のキモさが相まって最悪の主人公と言える。


現実の保健所でも、仕方ないとはいえ、あそこで働く人間はやっぱどこか頭おかしいんでしょうね….



ーーーーーーネタバレーーーーーー

割と早い段階で監禁された女の子がやばい奴だという事がわかる。
恵まれたステータスと環境を持ちながらも、何をしても満たされない空虚な女は、
殺人を犯すことが唯一の欲求だった。


黒人の同僚が女を助けにきたシーンで、主人公が来るや否や急に手のひらを返してきた。助けられる一歩手前だったのに。

主人公が背後から迫っている描写もあったのでこれは間違いなく
「実は女性は殺人狂を演じていて、日記の内容もただの小説で初めから至ってまともだった」
的な流れかと思った。

全然違った….

彼女は本物のキチガイでした♨︎


クズ主人公が目を潰され家畜以下の扱いで飼われているラストシーンは、
まさに「スカッとJAPAN」。
どらこ

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