ドイツのアクション映画とは珍しいと思って視聴。
いや、こうすればいいのに、と一々視聴者がイラつく演出、というか脚本。まずは救急車をちょっと遠くに動かしなさいよ、と。起爆装置の電波が届かなければいいだけの話でしょ、と。
それから、鈍臭い人物造形ね。いざというとき弾が切れてるとか。躊躇して敵を撃てず、逆に捕まるとか。
というわけで、人物が愚かであるが故に物語がテイをなすという、愚作の典型です。
しかし映画って面白いなぁと。冒頭のシーンで、なんだよ、これ、って舌打ちしたら最後、そのシーンの演出がデフォルトになってるんだものね。一つでも演出上変なことを許すと、随所で甘えが露呈するといいますか。視聴者をバカにしてますね。