不動産関連の記者をしているジュリア。
ある日、仲良しの姉夫婦とその息子である甥のチャーリーの住む家で事件が起き……
数年前の「未体験ゾーン」紹介作品。
オチを思い出せなかったため再鑑賞。
説明台詞とメンタル切り替えの巧みな登場人物らによってサクサク早歩きで進行していく
“話の早いダサめのサイレントヒル”
みたいなテイストがあり、謎を説明され尽くされていく片付き感と、無情感さえあるラストの呆気なさがややアンバランスかなとは思うが、画面の雰囲気は美しい。
建築物をテーマとし、お笑い芸人のもう中さんの小道具(大道具？)のように部屋や空間を配置する描写の面白さや、殺傷シーンと幽霊的なもののどちらにも見応えがあり、天井から目線、階段を見上げる目線等、立体的な構図で切り替わる映像も面白かった。
“怖くないホラー”の中では、シンプルに映像が綺麗で好みな作品。
