地球に落ちて来たタカアキ

ネルーダ 大いなる愛の逃亡者の地球に落ちて来たタカアキのレビュー・感想・評価

3.5
パブロ・ネルーダ。詩集は読まないので、作品に目を通したことはないです。20世紀最高の文学者であるガルシア・マルケスが20世紀最高の詩人と称えているので、義務感で観賞。亡命までを描いた作品なので『イル・ポスティーノ』の前の物語。
終始詩的な台詞の掛け合いで展開していく独特のテンポ。また、詩で綴られた台詞の一つ一つに深みや色気があり、文学的な印象を強く受けます。
退屈しないギリギリのラインの映画。