「戦死」が「死亡」に書き換えられ、死亡日は空欄、敵前逃亡罪による死刑との通知。
夫の本当の最期を知るために、関係者を巡る妻の話。
国が勝手に始めた戦争で夫を失い、戦争なんてなかったかのように豊か…
ゆきゆきて神軍のドラマ版という感じ。
当時はパートカラーが流行ってたのかな?
使い方がとても上手かった。深作はどっちかというと、職人監督って感じだけどここまで演出のセンスが突出してるのは他の監督作品…
ニューギニアの惨憺たる戦場で、モラルが崩壊し本性が剥き出しになった人間たちの行動が逐一恐ろしい。人間って簡単に壊れるもんだ。
醜悪なエピソードの一つ一つは、実は戦場あるあるなネタばかりなので新鮮味…
このレビューはネタバレを含みます
戦争版、藪の中という作品。
1970年代の日本が思いの外、先進国としての外見を纏っており、戦争が決して遠い過去でないことを思わせる。
戦争経験者の多くが鬼籍に入った現在と異なり、1970年代には世…
戦死した夫の遺族恩給の申請を拒否された妻が夫の真実を探る為に関係者の証言を集め始まるそこで分かったことは😱
追い詰められた日本軍の悲惨な末路だった、上官殺し、捕虜虐待、人肉食、無駄な特攻等々、そして…
戦争で有耶無耶になった過去を執念深く追う女を左幸子が演じている。私の好きな飢餓海峡と似た配役。「敵前逃亡の罪で死刑になった夫(丹波哲郎)」の最期を知るべく、当時の部下や上官を訪ね、死の理由に近づいて…
>>続きを読むゆきゆきて神軍と同じくニューギニアでの人肉について触れたりしてるがどうしてもあちらの本物具合、迫力と比較すると色々と負けてる感は否めない作品。
だが十分に価値ある映画だ。比較する相手が悪い。
永遠…
特集 佐藤忠男のベスト・ワン
35ミリフィルムで鑑賞
"「我が国の軍隊は 世々 天皇の統率し給う 所にぞある」(軍人勅語)"
戦場のリアルを描き、天皇の戦争責任を喝破した、深作欣二による反戦映画。…