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夜明けの祈りのluのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けの祈り(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

舞台は第二次世界大戦後のポーランド、ソ連兵の性的暴行によって妊娠した修道女たちの力になるために、フランス赤十字の医師マチルダがやってきます。(そもそもフランス赤十字の医師がフランス人以外を診ることも危険でした。医療は相手が誰でも行うっていうのはどこへ…)

シスターたちは信仰のために、貞節を守らなければならず、肌を人に見せることも、素肌に触れらることも許されていませんでした。
つまり、妊娠は彼女たちにとって大きな罪であり、母子共に安全に出産するための医療行為も拒否するのでした。

信仰ってなんだろう。神の試練はどこまで1人で耐えなければいけないんだろう。
とか思いました。

それから最後の場面、シスターマリアからフランスに戻った医師マチルダに手紙が届きます。
"また戦争が始まり、また手紙が書けなくなりそうですが、次はどんな試練にも立ち向かえる。
医師マチルダは、神が私たちの元へ導いてくれた。"
という旨が書かれていました。
なんの戦争だ…?!冷戦か…?!
不勉強が露呈したので、勉強します。

シスターマリアの印象に残った言葉
信仰は10の疑問と1の希望
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