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夜明けの祈りのtoaのレビュー・感想・評価

夜明けの祈り(2016年製作の映画)
3.0
声を上げられない者達にとって一筋の光のような人だった。
史実であるがゆえに逃げ場がない重さ。いろいろ引きずって暫く低調になるレベル…映画化されたこと自体が悲痛な祈りにも思える。

タイトルと雰囲気から、ふとリトアニアの「夜明けの門」というチャペルを思い出しました。朝方に門をくぐった時、頭上から美しい讃美歌がふってきて、歌が終わるまで道端でじっくり聴き入ってしまった。北欧の空に映えるペールブルーの小さい素朴なチャペル、清廉な雰囲気がよくて旅行中に何度も行ってしまったな。
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