このレビューはネタバレを含みます
なかなか惹きつけられて見たのは、
女であることの共感性が刺さってくるから。
宗教はほんとに共感出来ないが、それでも女であるが故の世界共通に起こる、悲劇や残酷な仕打ちは身につまされる思いで苦しかった。…
辛いと言うよりもキツい映画
だからそんなに長い映画ではないんだけど
終わるのかと錯覚するほど長く感じた
修道女を救った女医・マチルド(実際はマドレーヌ)が主役ではあるんだけど
目線は修道女に向いて…
現実だとは考えたくもないほど辛い
信仰がない自分には彼女たちの葛藤を深く理解することは難しい
それでも悲しみや苦しみは痛切に感じる
院長の犯した罪は残酷で許し難いけど、悪いのは全て戦争であり加害した…
1945年12月 ポーランド。赤十字で医療活動をしている女医 マチルドの元にシスターが助けを求めてやってくる。修道院へ行くと、そこには苦しんでいる妊婦がおり、マチルドは診察して出産させる。翌日、様子…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
信仰ってなんだろうって思うわ。
あんな事が自分に起きたら神に仕えるとかもう無理だと思う…
神に仕えてるにも関わらず、子どもを見殺しにする神経もわかんないし。
追い詰められたからもう捨てるしかなかっ…
主人公の医者としての献身、ラストで見せた機転、そして美貌。ルー・ドゥ・ラージュ演じるヒロインは出来過ぎなくらい。
ただ彼女の英雄的行動と機転で、めでたしめでたしとはならない、割り切れなさが残ります…
© 2015 MANDARIN CINEMA AEROPLAN FILM MARS FILMS FRANCE 2 CINÉMA SCOPE PICTURES