菩薩

サマーズ・タウンの菩薩のレビュー・感想・評価

サマーズ・タウン(2008年製作の映画)
3.3
濱田岳みたいなイキガリ家出青年と杉田智和みたいな寂しん坊やがひょんな事から友達になり水原希子みたいなカフェの美人店員に恋をし金貯めて彼女に会いに行く、ってだけでこれと言って大した事は起こらない。2人に共通しているのは「寂しくて…」って事だけど、別に普通に父親に友達が出来たって紹介してあげればゴミ袋にうんこせずに済んだろうに(むしろそこが観たかった)。車椅子タクシーのとこがこの作品の肝かもしれんが、本来あれに乗っていたはずの人物が気になり過ぎた。あとチンコ直の紙幣渡してくる謎の金萬おっさん。悪くないし良くもないし、最後MVみたいになるし。父親との和解の長回しは長回しである必要が大して無い。たまたま電車で隣に座っただけの青年に飯奢って金までくれるお姉さんが良い人過ぎた。全映画このくらいの尺でえぇ…。
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