このレビューはネタバレを含みます
可もなく不可もない
けどこのシリーズでそう思いたくなかった
よくない点は大きく3つだと思う。
①4作目というよりかは別シリーズの1作目、もしくはクリスマスのスピンオフに思える。
1-3にいたキャラクターの影が薄くなり、クリスマスの新しい彼女?のシーンがやけに増えた。単純にお馴染みのみんなはすぐ捕まっちゃってクリスマスの単独ミッションになる展開が長く、ほぼクリスマスの映画だと思った。バーニーとクリスマスの最初のやり取りのようなおっさん同士のイチャイチャがほぼ皆無でエクスペンダブルズ感もなかった。
ただのステイサム映画のようだった。
普通にあの俳優との夢の共演!感が皆無だった
②アクションが見づらい
今までの中で1番アクションがわかりづらい。とにかくヒキがない。何が起こってるかよくわからない。肉弾戦でトニージャーがものすごくスピーディーになるとことかもっと長回しで引きで見せて欲しい。せっかく4作目にしてジェットリー以来のアジアアクション俳優が参戦してくれたんだから、彼らの俊敏な動きをもっとしっかり見せてほしかった。全然ジョンウィックのコンセクエンスの方が良かった。
③バーニーの不在に意味ない
バーニーが死ぬ件であれだけどはっきり焼死体を見せたので、死んだんだなと思った。やっぱ死んでる姿を直接見せるので流石に死んだと思う。やっぱワイスピファイヤーブーストでラストローマン達の乗った飛行機がミサイルで打たれても死んでいないだろうなって思うのも直接死んだところを見てないから。
そういう自分の判断基準にちゃんと死んだよって切り込んできたので信じてたら、単に身代わりやってましたって、その裏返しになんの意味もなく、かつ身代わりにされたやつがバーニーが単に指相撲で負けた全然罪のない人ってのが酷すぎる。てか情報が公開された時点で戻ってこいよとか思った。それであんだけみんな泣いてたのに、戻ってきていつものエクスペンダブルズのイチャイチャが始まって、この時間なんだったんだと思った。
バーニーの死によって若い世代への継承が行われたわけでもなければ、今までのエクスペンダブルズシリーズをまとめるようなラストを感じさせるミッションもないし、ただただ、スタローンが撮影に来られなくて出番が短くなっただけの映画に思えてしまった。
なんかミーガンフォックスは
全部わかってましたよ感をずっと出してて鬱陶しいし、
あと全体的にあっさりしてるんだよな…
バーニーの旧友がやってくるシーンももう少し絶対絶命のピンチの時とかにきて欲しかった、普通にクリスマスで対処できそうな時に来るから、おお…ってならない。
クリスマスが1人だけ残るシーンもみんな秒で受け入れるし
バーニーが生きてるのも秒で受け入れるし
中ボスや大ボスの死に際も
めちゃくちゃしょうもないし
あとラスボスは残り時間2分くらいで
みんな死んでるのになんでクリスマスとタイマンしようとしてるのかが謎だった。
逃げる気ないやん。
あと冒頭の子供を殺されるシーン
子供が全然怯えてなくて
何かの間違えかと思った。
CGが鬼安い
いいところ
クリスマスのところに駆けつけるバーニー仲間。ああいう損得感情を超えた友情で人が動くのがエクスペンダブルズみがあっていいと思った。
今回あっさり、というか急なシーン多めだったけど、黒幕が乗るよていだったヘリが秒でクリスマスにミサイルでぶっ飛ばされるのだけは良かった。