『エクペンダブルズ』シリーズの第4弾です。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』が2014年なので9年ぶりの続編です。
主要キャストはシルヴェスタ・スタローン77歳、ジェイソン・ステイサム54歳、ドルフ・ラングレン66歳、ランディ・クートゥア60歳、カーティス・“50セント”・ジャクソン48歳、トニー・ジャー47歳、イコ・ウワイス40歳と、40歳以上のアクション俳優が勢ぞろいという感じです。ミーガン・フォックスも37歳なので、前作でアントニオ・バンデラスが演じたガルゴの息子として登場したガラン役のジェイコブ・ムンタス・スキピオ30歳が最も若い感じですね。平均年齢かなり高齢ですが、それでもアクションシーンが迫力あるのがこのシリーズの魅力ですね。各俳優さんがアクション映画で主役を演じており、本作でも役作りをしっかりされている感じが良いです。ジェイソン・ステイサムは50代と思えない体のキレ、流石です。個人的に嬉しいのはトニー・ジャー（タイ）とイコ・ウワイス（インドネシア）のアジアアクションスターの共演でした。日本での知名度はマッハシリーズがヒットしたトニー・ジャーが上かもですが、イコ・ウワイスもインドネシアの古武術ラシットの達人で（祖父の道場で10歳から鍛錬し、大会で優勝してますんで本物です）、レイド１・２、ヘッドショットなどで抜群の格闘シーンを見せてくれています。ハリウッドへも進出しスター・ウォーズ/フォースの覚醒、マイル22、G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズなど着実にキャリアを積み、本作に出演し、レイドなどのベビーフェイスのイメージを覆す、手強い敵役として存在感抜群でした。トニー・ジャーの代名詞でもある膝蹴りも健在でした。敵地へ少数精鋭で乗り込む作戦、銃撃戦、近接戦闘、見どころ満載です。ストーリーや展開は、こうしたジャンルが好きな人にとっては、かなりオーソドックスなものなので、ストーリー展開で楽しむ感じではないですかね笑。この点もエクスペンダブルズシリーズを踏襲しているのでシリーズが好きな人には楽しめる作品かと思います。
