テロリストが所有する核兵器を奪還し、第三次世界大戦を阻止せよ—— バーニー・ロス率いる最強の“消耗品”傭兵軍団エクスペンダブルズが新たなミッションに挑む。
今年1本目の鑑賞は息抜きにスタローン詣くらいのつもりで。これはある意味期待通りというべきなのか。過去シリーズに比べてこじんまりした感はある。先が読める展開や黒幕の正体、他作品と判別がつかないステイサムの既視感。でも嫌いになれない。トニー・ジャーの活躍に目が覚める思いで、結末とオチのヒドさには苦笑い。
Netflixのドキュメンタリー『スライ: スタローンの物語』では、スタローンが自身の作品に投影されているという父親との軋轢が明かされる。ロッキーとランボー、そしてバーニーにも重ねられているであろう裏表の父親像を思うと、またひと味違った感慨がある。
