新年一発目の劇場鑑賞は景気のいいスタローン映画。邦題『ニューブラッド』や予告編「バーニー・ロスを偲んで」からお察しの通り今回スタローンは完全に脇にまわり、ジェイソン・ステイサム映画で共演にトニー・ジャーとイコ・ウワイスを抱えた『エクスペンダブルズ番外地』として再始動。
前作『エクスペンダブルズ3』のニュージェネレーションズ参戦で自分の中じゃ『エクスペンダブルズ』はシリーズ3部作で綺麗に完結してるんで今回はオマケエピソード、ていうかリー・クリスマスのスピンオフとして観た。
どうせ、バーニー・ロスあれでしょ、でも裏をかいてあれなんかな？でもその裏の裏をかて本当はあれかも？？しかし更に裏の裏の裏を…とディープに勘ぐってしまい、スタローンの出番は少ないなりに最後まで楽しめた。初めて『エグゼクティブ・デシジョン』を観た時の「セガールだから大丈夫よ、いや大丈夫か？！」みたいな。
過去シリーズよりCGのクオリティは随分下がったとはいえ、その分はステイサム、ウワイス、ジャーのキレ味ある肉弾線でカバー。監督スコット・ウォーの前作ジャッキー＆ジョン・シナ主演『プロジェクトX トラクション』もCGクオリティは低かったけどチーム物アクションとしては面白かったしね。
ドルフ・ラングレンのファラ・フォーセット・ヘアーや前作バンデラスのおしゃべり息子の「ゴールデンシャワー」下ネタギャグ伏線とか細かく挟んでくる笑いもちょうど良かった。あと、あの金髪アジアン女性、最初見た時ポム・クレメンティエフかと思ったわ。
