核爆弾あるとこに向かってミサイル撃つなよ。
いつもの如くミッションに繰り出されたエクスペンダブルズがまた新たな困難に襲われる話。
エクスペンダブルズシリーズは、"消耗品"と自虐する時代遅れなオジ達が一昔のカッコ良い感じを今の時代に真正面から本気でやって、それが逆にカッコ良いってイメージだったんだけど、今回はもう完全に老害に成り果てていた。
繰り広げられる全く笑えない下ネタ、あまりにも幼稚すぎる黒幕、どう考えても胸とエロい口元にしか目がいかないヒロイン(といらないクリスマスとのラブシーン)、しまいには核爆弾を乗せた船に向かってミサイルを打ち込み挙句水中とはいえ爆発させる。もうこれ見て頭無になれて最高とはならんよ。『オッペンハイマー』よりこっちの方が日本公開するの悩めよ（笑）
そして、私が1番サブいと思ったのは最後の身代わりにされたモブキャラのくだり。そこまで酷い仕打ちを受けるほどの悪だったのかもよく分からんし、それでざまぁみろみたいに笑ってるバーニー、アンタ今幾つよ。。
老害感はまぁ前から少なからずあったとしても、肝心のアクションがなんか残念。ダイジェストっぽくて、アクションに連続性がないって感じ？例えば船に乗り移るためにロープ伝ってくのとかまぁまぁヒヤヒヤシーンだと思うのだけどじっくり見せないで簡単に乗り移れちゃうのとか、船に潜入してからもやたらとカメラのカットがかかるからずっと追ってるはずなのにダイジェスト感がすごい。
スピード感とダイジェスト感をはき違えてるなと。それなのに、超無駄なバイク向かいあって体当たり戦はじっくり見せるという（笑）頭悪いな（笑）
