半月板損傷

エクスペンダブルズ ニューブラッドの半月板損傷のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

新年一発目に相応しいジェイソンステイサム祭り!

というわけで、2024年はこちらで映画初めになりました。
いいじゃないですか、新年早々小難しいのとか鬱々としたの観るより、パーっと景気いい感じで。
やっぱ観ると元気になる、ステイサム無双劇は。

シリーズ過去作観てないけど、人物の相関図とかそんなに複雑な設定もなさそうで、大体察しがつくので問題なし。

ストーリー性とかもそんなに求めてないから気軽に楽しく観れましたよ。

そりゃね、このポスターにデデン!と一番でっかく君臨しているスタローンが冒頭であっさり黒後げ死なわけないのは分かり切ってるし、
やたら大人しいアジア人の元傭兵があとで覚醒するのも、
アンディ・ガルシアが絶対ロクなヤツじゃないのも、
全部全部ぜ~~んぶ分かり切ってるんだけど、いいじゃないですか!
様式美なんだよ

ただ、スタローンちょっとさぼり過ぎじゃない???笑
最初と最後しか出てこず、あとは殆どステイサムの一人芸じゃないか!
探検コントの大半を志村けんが独りで舞台装置と格闘してるだけで長さん達は最初と最後に出て来るだけの、後期ドリフかよ!
実際、船上の潜入シーンでは志村うしろ~!って感じだったしな。
もっとも、俺達のステイサムは全部仕留めるけどな。

いろいろ予想がつくと言っても、
アジア人が返り血を浴びて豹変して踊り狂う様はわかってても面白かったし、
「なんでそこでトンファーが出てくるねん!笑」てなりつつも今時なかなか見ることないトンファーアクションに見入っちゃったし、
なんかパッとしないキャラだな~と思ってたドルフ・ラングレンが酒飲んで急に勢い吹き上がるのも笑った。
そしてもちろん、安定のステイサム。

ランディ・クートゥア懐かしいな、むかしリングスとかUFCで活躍してたけど、すっかりいい爺さんになってて、しっかり役者しててびっくり。
若い黒人の傭兵とか中国人のチャンネーとかは何かありそうで何もなく、影が薄くて頭数合わせって感じだった。
まあでもあの2人を中途半端に深堀るくらいならステイサム無双をちょっとでも長くって判断は正解だとも思う。

過去作の情報みたら、最初はスタローンとシュワちゃんの二大巨頭がダブル主演、そこにブルース・ウィリスが絡んで凌ぎを削ってたんだな...。
それから、シュワちゃんの代わりにステイサムが入って。
そんなシリーズを通して観てきたファンからしたら本作の世代交代は寂しい感じだったんじゃないかと想像する。

しかし昨年観たジョン・ウィック同様、バッサバッサ無残に殺してくけど不思議とグロくない、むしろテンポよくて心地よかったです。

こういうノリが全てみたいな映画もやっぱり必要だなと思った。
半月板損傷

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