劇場公開がすぐ終わってしまって見逃してましたが、配信に入ったので早速鑑賞。ラジー賞獲得などあまり良い噂は聞いていませんでしたが、スタローンやステイサム兄貴への信仰心が試される、まさに苦しい踏み絵のような映画でした。
純粋に映画として見ればCGのクオリティが低すぎる、出演者に華がない、物語が破綻している、などアラが多すぎて早々に打ち切りになったのもわかるような気もしますが、あえてツッコミながら見るのも楽しいし、ステイサム兄貴の切れ味の鋭いアクションが十分に堪能できたので自分的には満足です。
でも目玉のスターがイコ・ウワイスとトニー・ジャーじゃなあ、、ふたりとも好きですが一般には「ダレソレ」状態ですわねえ。。。次回作ではジョン・ウイックで一気に男を上げたドニーさんを希望します。
自分的に本作で一番気になったのは画面合成。人物へのライティングが不自然で「スタジオで撮影して後から背景はめてまーす」感丸出し。役者と背景の質感がぜんぜん合ってなくて、一昔前のゲームのようなクオリティ。（先日のインディ・ジョーンズでも感じました）まあ予算の兼ね合いで仕方ない。
まあ、今なおスタローンの新作が観られることに感謝と幸せを感じるべきなのでしょう。本作はスタローン的にはいわば「ロッキー5/最後のドラマ」。次回作では「ロッキー・ザ・ファイナル」級の大名作を届けてくれることと思いますので楽しみに待ってます！
