電機自動車工房

エクスペンダブルズ ニューブラッドの電機自動車工房のネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「エクスペンダブルズとは打ち上げ映画だ」

多くの人が書いている通りだが、
これは「エクスペンダブルズ」というよりも「リー・クリスマス」の物語。

エクスペンダブルズだと期待していくと、だいぶ肩透かしを食らう

主眼の
・「かっけえアクション」を魅せる
・ど派手な爆発
・80年代アクションスターをメタ的なジョークを混ぜながら違いの分かる漢たちあたりはうまくできている部分はある

以前の作品も、ストーリーとかは二の次で、
「カレーの上に、厚切りのカツをのせて、ハンバーグと、ステーキを載せたぜ。お前らこういうの好きだろ」(羽佐間道夫の声で)
という味付けの映画だったんだけど、
「昔の味のままじゃ、お客さん喜ばなくてね」
みたいな感じになっちゃった。

アクションのラスボスはニューブラッドで楽しめたけど、最後は、「さ、はじめますか」っていって見得きったところで、アレなのは、古典ギャグ。
やっぱ、ラスボスとは殴り合ってほしいのよ。エクスペだったらね。

イコ・ウワイスは、ザ・レイドから連なる新たなる格闘アクションスターとして多くの人にみつかったと思う。

最後のお約束の「打ち上げ」までちゃんとあるのは、エクスペンダブルズだった。

総括すると
伝統の祭って、担い手が少なくなって、定期的に開催してないと廃れていくんだーという感じで、悲しくなりました。