友二朗

許された子どもたちの友二朗のレビュー・感想・評価

許された子どもたち(2019年製作の映画)
3.6
「樹は2回殺されました」

罰とは何か。
偽善とは何か。
償いとは何か。
再生とは何か。

いい意味で最高級に気持ち悪い。
人間の、というか特に日本人の嫌な部分詰め合わせ。

自分の価値観が揺らいでしまう。

誰が何をするのか全く読めない、終始緊張感が止まなくてしんどい。

弁護士がヤバい。救いようがない。
判事も「どうしました?」じゃないよ。
「退廷してもらいますよ」じゃないよ。

桃子の事を思って一瞬でも幸せを願った自分が正しいのか分からない。たとえ罪を犯した人でも償えばその後の幸せを願ってもいいはず。でもキラは償っていない?のか?償うとは?この散々の仕打ちは罰であり償いではない?

物語は予想とは別の方向へ。
この展開は平凡な発想では生まれない。
色々言いたいことや聞きたい事もあるけど確かにいじる所は見当たらない。

クラスの委員長みたいなあのキャラ、こーゆー人がいっちゃん嫌。ネチネチしてて幼稚な割に理解力のない人には謎に頼られる。小中高常におった。

中高はなかったが、小学校では身近にいじめがあった。考えてしまう。

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「どうしてくだらない事ばっかすんの?」
「くだらない事もできない貴方って可哀想ね」

『理由はあった気がするけど、もう思い出せない』

「気持ち悪」

「反省したフリして自己満かよ」

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ここまで読んで頂いただけでもありがたいです🥲
友二朗

友二朗