裏社会からは「伝説の殺し屋」とし知られているヒョンウク(ユ・へジン)が仕事帰りに立ち寄った銭湯で石鹸を踏んで転倒し記憶喪失になってしまう。その場に居合わせた売れない役者、自殺志願者のジェソン(イ・ジュン)がロッカーの鍵をすり替え、殺し屋と売れない役者の人生が入れ替わってしまうコメディである。
内田けんじ監督の『鍵泥棒のメソッド』のリメイク映画らしい。この映画の殺し屋が銭湯で転倒するシーンはリメイク版でも日本版と全く同じように宙に舞って盛大に転んでいる。
ユ・ヘジンの魅力満載なのと、ちゃんとラブコメにもなっていておもしろかった。
ひとつ気になったのは、病院に運ばれて記憶喪失になってしまったヒョンウクを何かと気にかけてくれる救急隊員のリナ(チョ・ユニ)は私用にも救急車を使っているような描写のところ。
救急車で尾行してたら絶対バレそうなのだけど(笑)