三度目の殺人のすきやきのネタバレレビュー・内容・結末

真面目で人の痛みに敏感な三隅は、周りの人が傷ついたり理不尽な目に遭い不幸になるのを黙ってみていられなかった。

玄関で重盛が見た咲江のスニーカーが汚れてたから、河川敷で父親を殺したのが咲江、或いは三隅と一緒に殺した、という考察を見かけたが、重盛と川島が河川敷の殺害現場に行った時に咲江と会っているから、その時に汚れたとも取れる。

殺したのは三隅1人かもしれないし、咲江1人かもしれないし、2人でやったのかもしれない。
でもそれはどうでもいいこと。

世の中には産まれて来ない方がよかった人なんて1人もいないと言い切れる人はある意味幸せだと思う。

あらすじを読んだ時点で、ストーリーは分かってしまった。
切なく深いテーマも雰囲気もキャストも良いのに、何故か心が動かない、不思議な映画。
観て損はないけどお勧めする程でもないかな。