判決が三度目の殺人なのかな。タイトルは、色んな考察が出来そう。
誰も間違ったことを言っていない。みんなそれぞれ自分が正しいと信じている道を、必死に信じているだけで。三隅は、それをひたすら揺さぶる。真実とは、正しさとは、司法とは、裁く権利があるのか、みたいな答えがでないことをぐるぐる考えさせられる。
三隅は器。この台詞にどきっとした。勝手に彼や彼の状況を解釈して、自分が作り上げた真実を、彼に注ぐ。それは、実際に真実かどうかは関係なくて、自分のエゴだったりもする。
エイナウディの音楽がとても良いです。