映画ケーン

パ・ド・ドゥの映画ケーンのレビュー・感想・評価

パ・ド・ドゥ(1968年製作の映画)
3.0
正直、苦手です。
というのも、どんな映画かと言うと、2人のバレエダンサーがずっと踊っているのみ。
話は無い。

画面は真っ黒。両側からライトが当てられている事で、人の輪郭だけが白く浮き上がり、中央は黒くなっている。その人の「形」がエロチック(「エロチック」って言うと格好付けてる様で嫌だけど「エロい」という意味でもないから渋々)であり、どこか気持ち悪くも見える。
人間の映像がパラパラ…ってズレていくところは幻想的。

ただ、僕はバレエに関しては全く分かりません!
映画以外の芸術は何一つ分からない。映画ですら分からないものも多いのにそれ以外になると何も言えません。
だから、バレエを見ても「しなやか」「おっぱい」「もっこり」以上の事は何も出てこない。

それが問題で、映画としてどうこうという感じじゃない。
何か伝えたいというより、映像で遊んでみた、みたいな感じの方が強い。
「映画」というより、「映像」。
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