このレビューはネタバレを含みます
この監督さんは恐怖というものを描くのがうまい。ストーリーはシンプルで、人間ドラマは排除。ただただ怖いというのを突き詰めた。全体を通してスピード感もあった。
この監督はB級映画とA級映画の間を狙ってる気がする。B級にしてはよくできてるし、A級にしては人間描写が薄い。
でも、ただおもしろい作品を作りたいんだ!という信念が感じられて好感がもてる。
海底に取り残されるという設定だけで、だいたいこういう映画だろうなという予測はつく。それをどう裏切ってくれるのかが肝。
結果、幻覚オチだったが、それも伏線を入れて丁寧に描いていたのが◯。
救助隊が来たーっで終わってもよかった気がする。
あと、あの人、マシュー・モーディンだよね?
なんで?笑