※内容そのものについては、映画というカテゴリーから外れるので割愛。
10年前、初めて観たコクーン歌舞伎四谷怪談は勘三郎のお岩と橋之助の伊右衛門。20トンもの本物の水を使ったダイナミックな演出だったのを覚えている。
今回シネマ版になった舞台は観ていないが、演出の趣向はかなり新しくなったらしい。さすがにライブならではの臨場感を味わうのは難しいだろうと、あまり期待はしていなかった。
が!多彩なカメラワークと舞台では見逃していたであろう部分をきっちりと見せる編集が見事で、舞台とはまた違う作品として完成された映画になっていた(ただ、アップになることで扇雀と獅童の年の差はもはや誤魔化せない)。
大大大満足〜〜