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ハリソン・フォード 逃亡者のmotaのレビュー・感想・評価

4.0
最初があっさりしていただけに徐々に沼から抜け出せなくなっていった。

ハリソン・フォード演じる冤罪の囚人が裁判で妻殺しの刑が決まり、刑務所から護送中に逃亡し、真犯人を見つける話。

ある日、病院から帰宅すると自宅に1人で留守番していた妻が襲われて倒れているのを発見する。その後、隠れていた犯人と格闘したが、結局逃げられてしまう。

瀕死の妻は救急車を呼び、夫の名前を口にしたまま亡くなる。主人公はすぐさま妻の元に駆け寄ったが、一足遅かった。

それから妻が主人公の名前を呟いた音声記録が決定的な証拠となり、主人公は保険金目当ての殺害で有罪となり、服役することになる。

護送バスに乗っていた受刑者同士が目配せをして脱走を試みるが、警官と揉み合いになり、看守が怪我をしてしまう。主人公は看守を助けようと試みるが、列車と衝突事故が起きる。直前で運良く助かった主人公は死んだ看守の亡骸から手錠の鍵を奪い、その場を後にする。

一方、現場に到着したトミー・リー・ジョーンズは捜査官と口論の末、逃げた主人公を捕まえようと躍起になる。

元医者ということもあり、社会的な信用も高く、勤務先の職場での信頼も厚いため主人公のことを悪くいう人は現れない。

それを不審に思った連邦保安官トミー・リー・ジョーンズは主人公を脱走者として捕まえようと何度も追い詰めるが、1歩手前で踏み止まり、最後はハッピーエンドで終わる。

犯人や黒幕はネタバレになるのでここでは伏せる。
黒幕はかなり匂ったが、ストーリーが上回ったため高評価。
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