カズザク17

ヒトラーに屈しなかった国王のカズザク17のレビュー・感想・評価

2.5
望んでいなかった戦争に巻き込まれる側の、苦悩、悲痛、悲惨さが痛い程伝わって来た。勝手に侵略しておいて、都合の良い建前と見かけだけの交渉をチラつかせるナチス。中立国という立場に、安穏として対応が遅れ、どうしようもなくなって慌てふためくノルウエー(の首相を始めとする内閣)。家族の別れのシーンは、国王一家も同じ…辛い。泣いた。世紀の決断に向け、悩み苦しむ国王。戦況、国情も日に日に悪化…この先どうなる?盛り上がるだけ、盛り上がって、いざ決断…えっ、亡命?降伏?終わり方が、少し白ける。第3Qまで◎、第4Qは△。