メイプルわっふるG

シン・ジョーズのメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

シン・ジョーズ(2016年製作の映画)
3.6
放射能で突然変異した巨大ザメ。シン・ゴジラ(初期形態)のごとく焼け爛れた体表で高熱攻撃。驚きの核エネルギーでビーチを恐怖に突き落とす。
キャスト全員がおバカなサメコメディ。

原題『アトミック・シャーク』なのだけれど、『シン・ゴジラ』オマージュなので邦題を支持。
邦題の別作品では『生体兵器アトミックジョーズ』が既にあるし。そちらは原題の『BLUE DEMON』の方が格好良いと思っている。
王道『ジョーズ』ネタも入れており作中で明言もしている。さすがにあちらには配慮したのか。

主役ヒロイン?と同格のボビー・カンポは怪我で泳げないライフガード役。メインだと思うけどキャストクレジットでは4番手。確かに他メンツの活躍もキャラも濃かった。カンポがジェームズ・フランコに見えることしばしば。
食レポ番組チューマゲドンのフォルテ役が最初ラッセル・クロウっぽかったり。出演るわけないよね。

高慢上司もユーチューバーカップルも。渋い船長もマセガキも皆が皆、キャラが立っていてギャグを噛ましてくる。
キャストだけでなく、サメの生態や原因そのものがトンデモ設定。地元で捕れる魚介類は刺激的な味で爆発する勢い(物理)だ。

撒き餌で大群、効果のないプロペラカット(ボートのモーター)攻撃など、見どころ多い中、終盤の島が『ダブルヘッド・ジョーズ』のようで気になった。この手の小島はいくらでもあるのだろうけども。
あとニンジャ・キャットが気になる。