AMY

ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれたのAMYのレビュー・感想・評価

2.9
2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件を基にしたストーリー

”Flags of Our Fathers”と”Billy Lynn's Long Halftime Walk”に続く、アメリカの良いところでもあり時として悪いところでもある英雄主義が現れてる

たしかにJeffは奇跡の生還者だし、彼のおかげで犯人が捕まったけど、それ以上に彼が凄惨な現場を見たこと、そのような経験をしたらトラウマを抱えること、何より脚を失ったという絶望感、それらを考えないで英雄として崇め奉ることは…

それで励まされる人もいるかもしれないけど、とにかく相手の立場と気持ちを考えないとな…

家族や親戚も始めはJeffが心配でどうしたら良いかわからなかったのかもしれないけど、途中から取り上げられることに舞い上がってしまってる感じが否めなかった

特にお母さん、そんなにOprah Winfreyが大事かい?と突っ込みたくなった
ここも実話に即してるらしい

その中で、恋人のErinは強いしJeffの良き理解者だなと
彼女は彼女で自分のことかなり責めただろうに…
フィクションも入ってるんだろうし、事件後の葛藤や苦悩も相まってるんだろうけど、Erinの優しさやサポートに対するJeffの態度が…と思うところもあったり…

2017年時点で2人は離婚したらしい…

やっぱり、どうしてもしっくりこない邦題が気になる
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