「親子で観る反戦映画」としてはオススメしたい作品ですね。
ナチス政権下のドイツで反ナチス運動をしてた男が秘密警察の追っ手を逃れ息子とともにフランス北部の街へ逃亡。生活は落ち着いたころに今度はスパイ容疑で父は刑務所へ。親子離れ離れの中、第二次世界大戦が勃発しナチスドイツがフランス北部を侵攻。住民による南部へ大移動が始まり、息子もそれに加わる。一方、刑務所から脱走した父親も息子のいる街に戻るも既にもぬけの殻。果たして、親子の再会は叶うのか…
父親役のアウグスト・ディールさんが3ヶ国語を操っててビックリ!フランス語も話せるんか〜いwww今回はナチスに追われる役ですが、過去にはナチス役だったり、ユダヤ人役だったりと幅広いですよねえ…(^_^;)
当作品の評価出来るところは、敵側のナチスドイツ軍にも「普通のひと」もいたことを描写してたところですね。確かにプロパガンダ映画を作ってる監督は極悪でしたが、国防軍として戦っていた男性は家族を愛する一人の兵士でした。
ラストシーンも余韻が残るような形でしたね…彼らはその後、ナチス占領下のフランスで生きなければならなかったんですよね…