ステイサムが最強の武器なので、なんの心配も要らずに見られるサメ。
パニック映画サメ映画のお約束はしっかり押さえつつ、そこにステイサムをぶちこんだらこうなるんだ！という皆が思う一種の願望を叶えた作品。何度も何度も「いや学習しようぜ！」と言いたくなるような展開にはなるが、飽きが来ないというかなんというか。恐怖演出やグロテスク描写も(個人的には)相当薄めで、アクション寄りなのでその辺りが苦手でも見られるかも。
何故メガロドンが出てくるのか等々の設定は比較的丁寧で、だからこそ脅威として強く認識することができる。人物描写もしつこくないが個々のキャラクター性がしっかり出ていて、普通にストーリーも楽しめる。
