よもよもよもこ

すべての政府は嘘をつくのよもよもよもこのネタバレレビュー・内容・結末

すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

【合意の捏造】

メディアを通じた情報で
空気がつくられている。
映画で印象に残った言葉
ノーム・チョムスキーの「合意の捏造」
いつの間にか煙に巻かれないよう
大手メディアの情報だけを
疑いもたず接するのは危険。
多様な情報に接していきたいものだ。

【印象に残った言葉のメモ】

(大手メディアに関して)
(自分たちが報道に制限を受けているという自覚はない。)
システム全体が
ある種のならわしや
ある種の忠誠心を生み出している
そこからあまりに逸脱すると
システムからはじかれる

自分の中で原則を受け入れてしまえば
完全に自由になれる。
抑圧や検閲を受けているとは感じず
何でも言いたいことが言える。
その客観性の概念を受け入れさえすれば。

メディアで働いている人の
99%は自分は自分の仕事をしてるだけだと
自分たちが愚かさの地雷源を作り出していることに
気づいていません。
いざという時に突破できない地雷源です。

誰が党の候補になろうとも同じ。
たとえ大統領選の本戦でおかしな奴と受け取られる人がいても
恒久的な権力構造や
諜報機関からブリーフィングを受けると
皆同じようになってしまう。

遠い昔、この国で
沈黙のクーデターがおき
国の指導者の選出プロセスを
企業が完全にコントロールするようになったんです。
その事実を理解しない限り
何もかわりません。