途中のすったんもんだの浮気がいらなかったー。涙
なにをやってもうまくいかないコンスタンスと、そんな彼女に息子が離婚するよう仕向けることをお願いするアンリおじいさん。
最近見た「淪落の人」という映画に関係性が似ていて、ワクワクしました。
ただ、途中の色仕掛け…息子が本気で引っかかる描写が全くもって必要ない気がします。この映画の趣旨は、自分にネガティブになってる女の子と、過去を引きずったままの老人とが出会うことで起こる化学変化的な何かですよね？
だとするなら、確かに何かしらの大きな起伏は必要だけど、それをあえてハートフルではないすったもんだ恋愛劇に絡める必要性は感じませんでした。むしろ、恋愛劇の前後の話は新しい生活へのワクワク感だったり、夢への挑戦だったりと…すごくハートウォーミングな内容で、これこそ求めてたもの！という感じだっただけに残念でした。なんと言っても、コンスタンスに本気で舞い上がってるおじさんを見るのはイタすぎる。それまでの印象がさほど悪くないだけに、イタすぎて観てられないです。
ストーリーの筋書きは好きだし、ラストも(駆け足ではあるけど)良いだけに…途中で挟まる恋愛劇でしか、ストーリーの起伏が表せなかったのかな？と惜しい気持ちになりました。
