ジョアンナがかなり大人びた可愛さでしたよね。すでに完成されてるというか、生まれながらにして勝ち組感がすごかったです。
それにしてもめちゃくちゃ良い映画でしたよね。学校生活って万国共通なんだな〜としみじみ思いました。ストーリー的には大逆転が無くて、そのリアリティさが返って好感持てました。イケてない子はイケてる子と付き合えちゃダメなんですよ。イケてない子は大人になったときにイケてる子と付き合うもんなんですから。
登場人物それぞれ良い味出していましたけれど、とりわけ叔父さんは最高でしたよね。ああいうテキトーに生きてる人が大好きです。そういう観点から、主人公の相棒のお姉さんも、上下スウェットでドンキホーテで買い物してそう感があって、飽くまでキャラクターとしてすごく好きでした。叔父さんと付き合えばいいのにって思ったのは僕だけじゃないはずです。
あと、身体的にハンデキャップがある女の子の肝の据わったキャラクター造形は見事でした。性的な成熟度がいくぶん（男子に限らず同級生の女子よりも）進んでいる感じもあって、その点については唸ってしまいました。
というのも、個人的な話で恐縮ですが、僕が小学生の頃にも彼女のような身体的ハンデを持つ子がいたんですが、まさしく他の女子よりも性的にマセていたので、あぁそういうもんなのかな〜と考えさせられたからです。
決して見た目はイケてなくても、楽しい会話を出来る人といるほうが、人生は華やかになるもんですよね。そういうことを改めて思わせてくれるような映画でした。アッパレ！
