なーこ

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーのなーこのレビュー・感想・評価

4.3
最終的に全てが行き着くところは宇宙なんだろうか。
最近キューブリックの宇宙映画とかインターステラー見たので余計にそう思ってしまう。

前半は愛情と切なさにまみれたラブストーリーで、それこそNYの「ゴースト」を思い出させる暖かさ。でも途中からがっつり線引きされて哲学的になる。

フレーム作りとか、照明がめちゃくちゃセンス良い。前半は特に2人の思い出のアルバムを覗かせてもらってるよう。日向ぼっこしてる気分でした。

幽霊への向かい方というのがお国柄が出たところだと思います。交信したがる、とかポルターガイスト化とか、日本なら違ったアプローチになってただろうなぁ。

もうこのパイはあの人の分まで切らなくていい、一つのベットの片側だけ使うのに慣れてしまった。

言葉にする必要もない。

人の生きた証ってなんだろうなー。結局全部無に帰ってしまうと言ったらそれまでなんだけど。私の銅像建てても無駄だもんな。

映画館で見てたら帰りにじっくり考えられたんだろうけど、今回は配信で見てしまった。まだまだこの映画の意味を考えるとして、とりあえずここまで。
なーこ

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