このレビューはネタバレを含みます
前半はかなり余白が多い映画。
それ自体は、鑑賞者も残された者をゴーストと共に見守っているように感じた。
その後、新たな家族が家に来てからは、シーンの展開が急に早くなり、こちらもゴーストの「呆気に取られているような」心情や「やけくそになる」心情を共に体験しているようだった。
(新たな家族は気の毒)
さらに家族が去ってからは、まさかのループ構造へ。
かと思いきや、まさかのゴーストが2人?!さらに焦らしエンド。。
展開が意外でやられました。
ゴーストの表現は、ただ人にシーツを被せただけの、少しチープな表現だが、それが何だか前衛的な舞台を観ているようでもあった。
そして全体的にA24らしく、かなり映えていた。