隣の県まで見に行った作品。
田舎なので、こういうちょっとマイナーなものはなかなか見られないので、ちょっと遠出した時に一緒に見に行きます。
さて、内容ですが、皆さん言われているように、とても静かな映画です。
セリフも少なめで、ほぼ正方形の画角が何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
ポスターとタイトルをみて分かる通り、「幽霊のお話」。
交通事故で死んだ男は病院のシーツをそのまま被り、妻が1人で残る家に帰ります。勿論、妻には夫の姿は見えません。
妻は一人で過ごすうちに、夫との思い出が残る家を去ります。小さな手紙を壁の隙間に残して……。
夫は何とかその手紙を読もうとするのですが、ペンキで塗り固められた壁を削って取り出すこともできません。
そして、新たな住人がやって来て……。
時間も90分くらいで短め。
途中で、「え！？どうなったの？」みたいな演出もありますし、話自体は結構淡々と進むので、好き嫌いが別れそうな作品。
最後は切なくも、(個人的に)ほっとなったお話だったので、話全体としては好きな映画です。
ただ、やっぱり「何でそうなった！？」みたいな所もあって、私の理解が追いつかない所があるので、スコアは3です。
一編の小説や詩を読んでいるような独特な世界観は好きです♪
