『ロード・オブ・ザ・リング』と『スター・ウォーズ』から拝借。
良かった点。
・アニメっぽいCG映像
・王道的なファンタジー
悪かった点。
・ダラダラすぎる展開
・低予算が分かる描写
・ツギハギすぎる物語
・魅力のない登場人物
基本は『ロード・オブ・ザ・リング』です。
パクった設定だから世界観が薄っぺらです。
それなりの専門用語を出するも意味がない。
『トランスフォーマー/ロストエイジ』のVFXスタッフが参加。
これが本作のウリだが、低予算だからアニメっぽい感じです。
金さえあれば、もっとリアルにできたのだろうと思える造形。
こういう作品は100分を超えちゃいけない。
なぜなら色々と粗さがバレてしまうからです。
だからサクッと終わらせるのが一番なのです。
しかし、本作は2時間弱とムダに長い尺です。
物語の演出が面白くないから退屈に感じます。
やっちゃいけない事をやってしまった感じだ。
一応、主人公を演じている俳優が共同監督を務める。
そのせいで主人公の感情がないキャラクターが誕生。
ほとんどの活躍を準主人公の兄に任せる感じである。
他の登場人物についても魅力がほぼない。
悪役を演じたジェームズ・マースターズ。
可哀想なぐらい痛い感じの悪役となった。
本作から学ぶ事は一つだけです。
低予算のファンタジー映画は地雷。
何も得るモノがないムダな時間。