TAK44マグナム

陶酔妻・白濁に濡れた柔肌のTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

陶酔妻・白濁に濡れた柔肌(2016年製作の映画)
4.3
東野圭吾の「変身」チンコ版!!

昨年、密かに開催されたチンコ映画の祭典「東京電撃映画祭チンコリンピック2016」で上映されたチンコ映画日本代表!
これぞまさしくシコシコジャパン!

出自は、れっきとした伝統のロマンポルノです。

冒頭、いきなり主人公の精神カウンセラーが、患者であるメンヘラ女子に逆レイプされるところから始まります。
メンヘラ女子は主人公のチンコを切断!
なんと、そのままフライパンで調理して食べちゃいます!
カニバリズムな阿部定!!

驚いたのは主人公の奥さんです。
帰宅したら、旦那が倒れていて、しかもチンコが無い!
奥さんは世界中を探して、チンコを移植できる医者を見つけ、どうにかこうにか主人公は新しいチンコを装備することができました。
愛は強し!

以前のオリジナルチンコよりもデカく性能が良いので奥さん大喜び!
主人公は奥さんをヒーヒー言わせ、これで夫婦仲も安泰かと思われた矢先、突然、主人公が失踪してしまいます。
実は新チンコの元持ち主の意識に乗っ取られ、元持ち主の愛人だった女性のところへ行ってしまったのでした。

まったく見知らぬ男に「俺だよ〜」と抱きつかれて困惑する愛人に、主人公(意識はチンコ)はパンツを脱いでチンコを見せます。
すると、それまで訝しがっていた愛人が、
「あ、あんた〜〜!!」
・・・・・爆笑!!
まあ、そんな映画ですよ(苦笑)

その後は、奥さんが旦那(主にチンコ)を取り戻しに来て喧々諤々、チンコの取り合いになるわけですが、徹頭徹尾、愛=チンコという図式で成り立っている映画でして、清々しいほどチンコLOVEな怪作!
ラストには驚愕必至の多機能バイブ・チンコも登場、それって結局はバイブレーターなんじゃね?と思いましたが、セックスだけが男女の絆とでも言いたげな、バカバカしくも素晴らしい締めに感動しましたよ!
本作はロマンポルノなので、セックスこそが性戯・・・じゃなかった、正義なんですよね。痛感させられました。

男はチンコで、女は子宮でモノを考える生き物。
そうでなくては、この地球に70億もの人間がひしめきあう現在は無かったことでしょう。
アダムとイブからしてエロい事ばかり考えていたんだし、チンコの奪い合いが起きても何ら不思議じゃない!

はたしてチンコに意識が芽生えるのかどうか、科学的立証は難しいオカルト的な案件ですが、激しいセックスも可能なほどに完璧なチンコ移植手術が本当に出来るのなら、高須クリニック院長にでも試してもらって巨根になってもらいましょう!
死んだはずの旦那や彼氏が高須院長に「変身」して、あなたのところへと戻ってくるかもしれません!
その時は、すかさずチンコをチェックしましょう!
そのチンコに見覚えがあるやもしれませんよ・・・・・


阿佐ヶ谷ロフトA(東京電撃映画祭チンコリンピック2016)にて