面白かった!楽しかった!
日本アニメ万歳。
アニメだから出来ること、
アニメには出来ないこと、
アニメにしか出来ないこと、
そういうことを素直に、自由に、主張し過ぎることなく、楽しく表現してくれてる。
水の動きとか、コミカルなダンスステップとか、人魚パパのキャラとか、わん魚のゆる可愛さとか…最高でした!
監督の人柄や力量なのか、制作スタジオの個性なのか、
この作品を良作たらしめているものは何なのか、関連作品を観て確かめてみたくなりました。
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日本のアニメ作品を観て、素直に楽しめたのが、本当に久しぶりで。
(この世界の片隅には素晴らしかったけどアニメ作品の枠だけで括るのはあれだし、楽しむって表現がそぐわない気がするのでちょっと置いといて)
確かに、たーしーかーに、ポニョを思い起こさせるけど、そんなのすぐに気にならなくなるくらい。
僕は基本的にアニメ好きだったはずなんだけど…
宮崎作品はもののけ姫以降、信念とこだわりと主張を押し付けられているような気がしてしまって、取っ付きにくくなっちゃったし、
細田監督も新海監督も、山崎なんとかさんも庵野さんも、他のナントカ監督も…日本のアニメ作品って、
これ見よがしな、自慢したい評価されたいっていう気取ったイヤラシサを、どうしても僕は感じてしまうんですね。
それは表現者として悪いことではないし、そうだからと言って作品そのものがダメになるとは思わないのですが、
僕はこの感覚が、予告編を見た時点でわき起こってしまうことが多くて、長らく日本の娯楽的なアニメ作品をまともに観てなかったのです。
(この感覚ってアニメに限らなくて、邦画は制作者の考えに思いを馳せやすいからこうなってしまう)
…というような、僕のめんどくさいひねくれた感情を刺激することのない作品に、久しぶりに出会いました。
よかったー。
BD欲しい