このレビューはネタバレを含みます
カラスの様な生き物達と貴族のネズミ達が1つの人形を求め奪い合うストップモーションのおとぎ話のような人形物語。
一言で言うと退屈だった。
単調に物語が進み、オチもよく分からない。
その割にタイトルが仰々しい。という印象だ。
良い点を挙げるとすれば、
言葉が無い分、色や生き物たちの動き等で機微を上手く視覚に伝えていたと思う。
粗さと繊細さが生き物らしく生々しさを感じた。
糸の色や、お茶の赤色、カラスの様な生き物達が着ていた洋服の柄は洒落ていた。
個人的にはタイトルとデザインで唆られ期待してしまった分、まんまと肩透かしを食らった感じである。
好みがはっきりと分かれる作品だろう。
こればっかりは好み次第。