てばさき

血のお茶と紅い鎖のてばさきのネタバレレビュー・内容・結末

血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ヤン・シュヴァンクマイエルを思い出すシュールな映像だけど、ストーリー自体は分かりやすくてとてもグロテスク。
貴族ネズミ達の人形への強烈な執着にひたすら呆れる。最後には呆れ果てる。あそこまで行ったらもう誰も何も言えなくなる…ある意味やったもの勝ちな終わり方でした。
嘴のあるネズミや蜘蛛女に鳥女と化け物揃いの中で魔術師のカエルに感じる謎の安心感。
ストップモーションアニメによる縫い物やカードゲームなどの細かい所作はかなりリアルに見えた。
でも似たようなカットが延々続くシーンはもう少し短くても良いかもと思いました。
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