Yu

血のお茶と紅い鎖のYuのレビュー・感想・評価

血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)
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ハツカネズミに盗まれた人形をなぞ生物(コウモリ?)が取り返しに行くストップモーションアニメ。
出てくる奴らがほとんど怖いから今日は寝れなそうです。

物語自体は、カワイイんだけど、まず人形のデザインがめちゃめちゃ怖い。『ソウ』のビリー人形とか『ゴーストランドの惨劇』の人形とかそのへんに近いかも。鵜化するし。めちゃ怖いねん。

あと貴族のハツカネズミ達も最悪に怖い、ハツカネズミの飲んでる血お茶のせいで、そのへんに血が飛び散ってるし、部屋の中は時計の音がめちゃめちゃしてる。
最悪なのがハツカネズミの声で、喧嘩してるときとかはゾワゾワくる不快さ、ハツカネズミを改めて苦手にしてくる。やめてくれ、
ネズミ音楽もスゲー不安にしてくるしで最悪すぎた、怖えよ!

人面蜘蛛のデザインも狂ってて確実に夢に出てくる、足を食い千切られたときの冷たい怒りの顔つきは脳みそにプリントされちゃって目を閉じると出てくるよ、やめてくれ、

でも主人公一行の謎生物はめちゃめちゃカワイイ。唯一の救だ!食べ物だったり楽しいことだったりにどストレートに行くもんだから葉っぱに食べられたりで大変なんだけど、全く憎めなくてキュートでした。蜘蛛と取引するシーンはその素直さがすごい現れててにやけちゃう

ただ、そんなキモコワいハツカネズミも謎生物も人形が大好きでちゃんと大切に扱ってて少し可愛らしい。いや、キモいんだけど可愛らしい。それ故ラストにつながるんだけどまあストーリーはそんなに大事じゃない映画だし、いい終わり方だったと思います。

ハツカネズミのうち一匹が人形を身体にくっつけて歩き回って、心臓(!?)をもらったときの喜び方はちょっぴりうるっときたよ!

で、マスターカエルはいいカエルっぽかったけど心臓ストックしてるの怖すぎるでしょ。誰の心臓なんだ……

今日は映画たくさん見れてハッピー!やったーー!!お休みなさい!ウホー!!
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