このレビューはネタバレを含みます
主役じゃないけど、やっぱ、オクタヴィア・スペンサー出演作は外さないなぁ~。
養い親の家を転々とする、ギリー・ホプキンス(主人公の名前かつ原題。こっちのが断然格好いい!)。
新しい養母で最後の砦の、トロッターさん家にやって来る、さてどうなるか?って話。
トロッターさんは素晴らしい人で、その愛がギリーを変えていくのですが、そうなった矢先、彼女自身がついた嘘がキッカケで、後悔することになるという展開。
まぁ、後悔するといっても、出てくる人みな、悪い人はいないので、フェーズが変わる話なんだけど。
原作あるらしいので、読んでたら、もっと楽しめたかな?
けっこう、説明不足なんですよ、これが。
ギリーがトロッターさん家にくる迄の経過とか、賢いのに喧嘩っぱやくなった原因とか、弟分のWEの過去とか、ちょっとでも触れてくれれば、もっと作品世界に没入できたのに。
このところ、この手の書き込み弱い映画がつづいてる気がするなぁ。
本作は、それでも、視聴後にハッピーな気分になれた。
良い映画に思えました。
完璧じゃないけど、そういうこともあるさ、くらいの気分ですな。