世間に流されない自分のスタイルを持ったお茶目なおじいちゃんだなぁ。そうだよね。そういう人って魅力的だわ。銀行強盗は犯罪に違い無いけど、銃も一度も発砲せず、人も傷つけずおとぎ話みたいな強盗が実在したんだなぁ。しかもそれを緩やかな気持ちで見守る社会に今のアメリカが失ってしまった懐の深さみたいな物を感じた。
今回の邦題、中々言い得てたんじゃないでしょうか。
この映画で一番良かったシーンはジュエル(シシー・スペイセク良い年の重ね方してる！)がタッカーに家まで送ってもらい、1人部屋でお湯を沸かし恋心に浸ってるあの満ち足りた表情がとっても印象に残った。幾つになっても恋はできるんだな。快適な老後の人生の送り方のヒントが沢山詰まっていた様に感じた。勿論銀行強盗はしませんが（笑）
